国立振付センターバレエ・ロレーヌ Centre Chorégraphique National – Ballet de Lorraine
1968年北仏アミアンで設立されたフランス初の現代作品上演を専門とするバレエ団であったバレエ・テアトル・コンタンポランが1978年ナンシーに移転、バレエ・フランセ・ナンシー、国立ナンシー・ロレーヌ・バレエの改称を経て、1999年国立振付センター(CCN)加入時から現名称。2011年に芸術監督に就任したピーター・ヤコブソンはスウェーデン出身で、元スウェーデン王立バレエ団芸術監督。ダンサー時代に英国でクラシックを、NYでトワイラ・サープ、マース・カニングハム等ポストモダンを踊った経験を活かし、20世紀バレエの歴史的作品から現代の実験作まで魅力的なプログラムを提案している。26人のダンサーは堅固なバレエ技術を有し、日本人も活躍している。